浄和幼稚園は閉園しました

浄和幼稚園は閉園しました

残念ながら浄和幼稚園は2017(平成29)年3月31日をもちまして、62年におよぶ歴史の幕を閉じました。これまで保護者の方、子どもたちを導いてくださった職員、地域の方々、等々たくさんの方々に支えられ保育を続けることができました。これからも子どもたちの健やかな成長を願っています。本当にありがとうございました。

浄土真宗のお寺が設けた幼稚園として時代に流されることなく、一貫して「手づくり」の保育を実践しています。

近年子どもたちをとりまく環境は大きく変化しています。その中で、人間として生きていくうえで必要なこととは何でしょうか?学力?経歴?当園ではまず、人として生きていくための基本的なことを身につけてほしい、という願いをもって保育をしています。

健康面では、乾布マサツ、マラソンを一年間通して実行し、たくましい、元気な身体を作ることに取り組んでいます。そして特別な技能、知識より、着替えやトイレ、食事、あいさつなどの基本的な生活習慣が身につくように心がけています。

また、大人になる前の大切な時期の「こころ」を育てています。月に1回、お寺の本堂にお参りし仏様のお話を聞くことによって子ども達ひとりひとりの「命を大切にする心、思いやりのある心、感謝する心」を育みます。これから社会人になっても、幼少期に身に付けた生活習慣や「こころ」は消えることなくその人を作る「根っこ」となります。

小さな園ですから年齢が違ってもみんな友達、子どもたちはお互いに世話したり、遊んだりしています。親子のふれあいを願って、通園バスもありません。毎日の送り迎えの時間は子どもと手をつなぎ、四季を感じながら、子どもとの会話を楽しむかけがえのない時間となるでしょう。

浄和幼稚園はおうちの人と一緒!そして先生の目と手が行き届いた幼稚園です。

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